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2021年01月04日

ホームヘルパー(訪問介護等)の志望動機の書き方・伝え方の例文

ホームヘルパー 訪問介護 志望動機 タウンワークtownworkホームヘルパー(訪問介護等)に転職する場合の志望動機の書き方・伝え方のコツを紹介します。例文(サンプル)は経験者と未経験で転職する場合の2つのパターンを用意しました。履歴書や面接で特に重要になるので参考にしてください。

ホームヘルパー(訪問介護等)の仕事と求められるスキル

ホームヘルパー(訪問介護等)は、介護が必要な利用者の自宅を訪問し、身体介護・生活援助・通院介助を行う仕事です。身体介護では食事、入浴、着替えや排泄などの介助、生活援助では掃除、洗濯、調理、買い物などの家事の援助や処方薬の受け取り、通院介助では、自宅と病院などの送迎、受診受付や会計、病院内の移動介助などを行います。利用者の些細な変化にも気づける観察力や、利用者やご家族との人間関係構築力、介護に関する専門知識・スキルが求められます。ホームヘルパーとして働くには介護資格が必要ですが、未経験であっても転職先で資格取得の支援してくれる場合があります。

 

ホームヘルパー(訪問介護等)の志望動機の書き方のコツ

応募先で活かせる実務経験を中心に記載する

経験者の場合は、実務経験として、どのような施設や病院で働いていたのか、主にどのような利用者の介護を担当していたのか(介護度など)、行っていた介護の具体的な内容を記載しましょう。
未経験者の場合は、接客経験や制限時間内に作業を完了させた経験など、ホームヘルパーに活かせる実務経験を記載します。また、所有資格などの介護に必要な知識やスキル、家族などの介護経験があればアピールポイントになります。

応募先企業・施設の特徴を踏まえた志望理由を記載する

応募先企業・施設を志望する理由を明確に記載します。「研修に力を入れている貴社で、より介護の専門知識や技術を身につけたい」など、その企業の特徴をふまえた理由にするよう意識しましょう。未経験者の場合は、なぜ、ホームヘルパーの仕事がしたいのか、ホームヘルパーになろうと決意したきっかけや熱意についても伝えるとよいです。

どのようにキャリアアップしたいかを具体的にする

応募先企業・施設でどのように働き、キャリアアップしていきたいのか、将来のビジョンをアピールしましょう。「知識・技術の向上のために介護福祉士実務者研修課程を修了し、ゆくゆくは新人の教育やマネジメントにも携わりたい」といったように、抽象的なイメージだけでなく、具体的なキャリアビジョンと、そのために何をしたいかが伝わるとよりよいです。

 

ホームヘルパー(訪問介護等)の志望動機の例文

経験者の場合

例文:
ホームヘルパーを10年経験しています。利用者様との対話を大切にしながら、手際よく、制限時間までにサービスを提供することを心がけています。今後、喀痰吸引や経管栄養をはじめ、より高度な介助スキルを身につけたいと考えています。現職では研修制度が整っていないため、研修に力を入れている貴社を志望しました。介護福祉士実務者研修の受講をサポートする制度を活用し、将来は、介護福祉士の資格を取得して、現場責任者となって施設長とともに利用者様に選ばれる施設運営を目指したいと思っています。

経験者は、たとえ些細な業務でも強みになる可能性があるので、自分ができることや得意なことを積極的にアピールするようにしましょう。資格取得を目指しているなど学ぶ姿勢があることや、キャリアアップのために何がしたいかなど、前向きな気持ちで転職活動をしていることを記載するとよいです。現在の企業(施設)と応募先企業の違いから、なぜ転職をしたいのかを説明すると志望動機が伝わりやすくなります。

未経験者の場合

例文:
アパレル販売を4年経験しました。明るく笑顔で接客することを心がけ、商品の整理や店舗の清掃も率先して行い、心地よく過ごせる空間づくりを意識しています。2年前に同居の祖母が要介護2になりましたが、ヘルパーさんによる入浴と身体整容ですっきりした祖母が嬉しそうで、家族も安心できる時間が増えました。それをきっかけに、利用者と家族の笑顔を増やす介護の仕事に興味をもち、先月、介護職員初任者研修課程を修了しました。利用者やご家族に寄り添うヘルパーを目指しているため、貴社の「利用者ファースト」の理念に共感しました。いち早く利用者様やご家族に頼りにされるよう、介護の知識や技術の向上に努めていきます。

未経験者の場合は、具体的なエピソードを交えながら、ホームヘルパーの仕事に対する想いや熱意を伝えましょう。介護職員初任者研修の終了からホームヘルパーになる意志が固まっていることをアピールできるとよいです。また、現職で培った人間関係構築力やストレスにうまく対処できる力、ホスピタリティの精神など、ホームヘルパーの仕事にも活かせそうなスキルがあれば記載しましょう。

 

監修
竹内 和美
(キャリアカウンセラー)
正解がない業務に躓き、自己満足な仕事になっていないかと不安に陥る転職希望の皆さんの心に寄り添うカウンセリングや、コーチングをしながら転職の支援を行っている。話したあとのすっきりした笑顔を引き出すカウンセリングと転職の支援における成功実績は高く、友人や知人で転職したい人のご紹介をいただくことが多々ある。専門性を磨いて、人材としての付加価値を高める支援には定評がある。
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